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引付(ひきつけ)の盃

引付(ひきつけ)の盃
江戸時代、遊郭で初会の客は大変だったようです。若衆が酒・盃・硯蓋を持ってきて、客の前に並べている間に、相手の遊女が打ち掛け姿で現れ、客に対して斜め上座へ客に離れて始終無言で座るのがしきたりだったのだそうです。ここで、「引付の盃」になり、客が遊女に、そして遊女が客に返杯となるのだそうですが、二人が直接行うのではなく、若衆が取り仕切ったそうです。この盃事は、まねごとで飲まないのだそうです。その後の宴になっても敵娼(あいかた)は客の傍らには来ず、盃も受けるだけで前に並べておくだけだったそうです。大見世の場合、初会は「それまで」だったそうで、さすがに「道」の国といったところでしょうか。(「古典落語 志ん生集」 飯島友治編の解説にあります)

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2008年05月28日 11:01に投稿されたエントリーのページです。

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